「「「「ここは何処(なの)〜〜?」」」」
ホグワーツの廊下に4人の声が響いた。
「僕たち今まで悪戯してたよね?」
「「「うん・・・」」」問いかけたのがジェームズ・ポッター。
それに答えたのが、リリー・エヴァンズに
シリウス・ブラック、リーマス・ルーピン。
「ホグワーツなのは間違いないみたいだわ。」リリーがあたりを見回した。
確かにホグワーツだけど何かが違う。4人はそう確信していた。
「とにかくグリフィンドール寮に戻ろう!」しかし、
太ったレディに合い言葉を言うが、ちがうらしく中へ入れてもらえない。
「どうすんだ?俺ら・・・」シリウスがガッカリして言う。
「たぶんここは未来か過去だよ、それしかない。
僕たち夜中に悪戯に出かけて、ある扉を開いたらここにいたんだ。」
リーマスがさっきまでの自分たちの行動を思い出しながら話していた。
「それで僕らは今、ここにいるってわけだね」
ちょうどその時ハリーとロンが透明マントを被って
図書室から寮へ帰ってきた・・・
ドンっっ!!
「いてっ!!!ハリー、君いきなり止まらないでくれよ・・」ロンが不機嫌
に言う。しかしハリーは固まったままだ。
「ハリィ?」
「ロン・・・あの人たちを見て!!!まさか・・パパとママと
ルーピン先生に・・シリウス!?」
ハリーがロンに言う。ロンが見てみると
やはりハリーが言ったとおりの人物たちだった。
「え!?!?何でだい?!何でシリウスとルーピン先生は子どもなんだ!?
それにハリーのパパとママだって・・・いったいどういうことなんだ!?」
ロンが意味わからない・・と混乱していた。
ハリーとロンは透明マントを被っているのでジェームズたちには見えていない。
「よし!話しかけよう、ロン!」そういって2人は悪戯仕掛け人4人へと近づいていった。
「「・・・あの〜・・」」
「「「「うわぁ!!!!」」」」
ハリーとロンが話しかけるとさすがに4人は驚いた。
それだけではない。相手の姿(ハリーとロン)が見えないのだから。
「すみません。おどかすつもりはなかったんですけど・・・」
今度は透明マントを脱いで話した。
「「「「!?!?」」」」
4人は固まってしまった。理由は簡単。
まず@にハリーが透明マントを持っていたこと。
第Aにジェームズ・ポッターそっくりの男だったからで・・・。
ハリーにも4人が驚いている理由がわかったのか、
「僕はハリー・ポッターです。」と笑顔でサラリと本名を言った。
ロンはハリーが本名を言ってよかったのかと思ったけど、とりあえず自分の紹介をした。
「僕はロナルド・ウィーズリー。ロンでいいです」
悪戯仕掛け人たちはハリーの名前がポッターだということに興味を示したみたいだ。
「僕はジェームズ・ポッター。君の名前もポッターなの?わぁお!近くで見たら顔も
そっくりだし・・・親戚かなんかかなぁ?」パパが目を輝かしていた。
「私はリリー・エヴァンズよ!ほんとにジェームズそっくりだわv」
ママも興味しんしんみたいだ。
「リリーィ!!いくら僕そっくりだからって他の男に興味示さないでくれよぉ!!」
「何言ってるのよ!!わたしにはあなただけよvジェームズvv」ハリーは自分の両親に挟まれて
少し嬉しかった。
「俺はシリウス・ブラックだ。ここは過去か未来みたいだから、
ジェームズのじいちゃんか、息子なんじゃねぇの?」シリウスがニカっと笑いながら言った。
若いシリウスは今とぜんぜん違う・・・と思うハリーとロン。
そして最後に
「僕はリーマス・ルーピン。よろしく。ところでここは過去なのかな?未来なのかな?
ハリーとロンはわかるかい?」ルーピン先生(学生の)が朗らかに尋ねた。
大人になってもこの笑顔は変わんないなぁと思うハリーとロン。
「あなたたちにとってここは未来です。」ハリーが答える。ルーピン先生は
「そっか・・じゃあ君は・・やっぱり・・」
「はい。僕はジェームズ・ポッターとリリー・ポッターの・・・
息子・・なん・・・です」ハリーはいきなり泣きそうになった。
ぜったい会うことができない
両親が今まさに自分の目の前にいるのだから。
そのときフワっとハリーをジェームズとリリーが抱きしめた。
「本当に・・・私とジェームズの息子なの?ハリィ」
ママはハリーを抱きしめながら涙を流していた。何で泣いているのか
ママにはわからないみたいだ。
ジェームズも「ハリーハリー。。。」と言っていた。
6人はとりあえずグリフィンドール寮の中へ入ることにした。
ハリーとロンが、パステルカラーと合い言葉を言い、太ったレディに開けてもらった。
「さて、これからどうするかだ・・・。」ジェームズが難しそうに考えこむ。
そこへ「ハリーにロン!!あなたたち図書室から帰ってきたのね?あぁいったい
いくつ規則を破れば気がすむの!?夜中にベットを抜け出して。・・・!?」
ハーマイオニーだ。ロンはやれやれ・・と呆れた顔をした。
ハーマイオニーはというと、ハリーとロンの横にいる人たちに目がいったみたいだ。
「あなたたちは・・・誰?ルーピン先生そっくりさんに、シリウスそっくりさん。
こっちの人はハリーにそっくりだわ。ネクタイからしてグリフィンドール?
でも見かけない顔だわ・・。」ハーマイオニーが不思議そうに4人を見つめている。
「やぁ。初めまして。僕はジェームズ・ポッター。ハリーのパパだよv」
ジェームズは嬉しそうにニコニコしている。
「初めましてvわたしはリリー・エヴァンズよ。ハリーのママなのv」
「僕はリーマス・ルーピン。ここでは闇の魔術に対する防衛術の先生
だったみたいだね。」
「俺はシリウス・ブラック。ハリーの名付け親らしいな。」
一通り自己紹介をして、固まっていたハーマイオニーが自分の紹介もした。
「わたしはハーマイオニー・グレンジャー・・。」ハーマイオニーはおずおずとしていた。
「なんだい?ハリーの彼女かい?かわいいじゃないか!!」ジェームズがキラキラして言う。
ハリーとハーマイオニーは否定した。そこでジェームスは、
じゃあロンの彼女かぁ。と言ったのに対してロンが真っ赤な顔で大否定した。
「でも何であなたたちがこの時代に??」ハーマニオニーが聞くと、
「僕たちにもよく分からないんだ」リーマスが全く・・・という顔をした。
「俺らもとの時代に帰れんのかな?」シリウスがとても不安そうにしている。
「とにかくダンブルドアのところに行ったほうがいいみたいね。」リリーの一言に
みんなが同意し、談話室を出ようとしたそのとき、
「あぁぁ〜〜?!君たちまたグリフィンドールから点を引こうとしてる!!
ぼ・・僕は許さないぞ!!!」ブルーとイエローというヘンな組み合わせ
のパジャマを着たネビル・ロングボトムが現れた。
「やぁ。ネビル。どうしたんだい?こんな時間に・・・」ロンが見逃してくれと
いわんばかりに問いかける。
しかしネビルは、見逃さないぞ!といって身を引かない。
困り果てたハリーとロンとハーマイオニーの前にズイっとリーマスが出てきた。
「ネビルくん・・・かな?ちょっと僕たち大事な用事があるんだ。
そっとして・・おいてくれるよねぇ?」満面の笑みで言う・・・
ゾクゾクゾク・・
その場にいた全員が凍りついたであろう。リーマスの笑みには黒いオーラがでていた。
これが・・この人があのホワンとしたルーピン先生の学生時代!?(byハリー)
なんかこわいぞ・・・身の危険を感じる。(byロン)
黒い・・黒いわ。ルーピン先生っていったい・・?(byハーマイオニー)
シリウスたちは、いつものことといったかんじだ。しかし顔は引きつっている。
ネビルはというと、もう顔は真っ青だ。
「ご・・ごごごごめん!!!邪魔なんかしないよっっ!!
じゃあ・・・おやすみ!!!!!」といって急いで男子寮へ帰っていった。憐れなネビル。
「さて、今度こそ行きますか!」リーマスは1人涼しい顔をしていた。
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