ただいまグリフィンドール寮。
ハーマイオニーが至急つくった戻し薬によって、
リリーとリーマスはやっと正気にもどった。
それからハーマイオニーが調べた結果、
セブルスの仕業らしき薬は愛の妙薬だそうだ。
「まぁそんなとこだろうと思ったけど。ありがとうハーマイオニー。」
「どういたしまして、リーマス。」
「ハマイオニー!!!ありがとうv」
「リリー、元に戻ってよかったわ!」
「リリー・・・僕のこと忘れてないかい?」
「まぁジェームズ。忘れてたわ!!心配かけてごめんなさい。」
「いいんだよリリー!!手はちゃんと洗っとくように!
リーマスの手なんか触ったらだめだよ?」
「分かったわvちゃんと洗うわね!」
「ストーップ!!その辺までにしとけよ?お前ら2人の世界が始まったら周りが見えなくなるからな。」
「あらシリウス。失礼ね?」
リリーが天使の微笑み?でシリウスに微笑む。
「お・・・俺は今、大事な話しの途中だから言ってるんだぞ?」
そう言ってシリウスはそそくさとハリーの後ろへ隠れる。
シリウスが気の毒だと思ったハリーがあわてて話しをそらした。
「ところでスネイプをこのままにしといていいの?」
「う〜ん・・・僕らも最初にセブルスに仕掛けたからね。辞めとくよ。
いいよね?ジェームズとシリウス?」
リーマスにシリウスもジェームズも同じ意見だった。
「だけど僕らの時代に戻ったらたーっぷり懲らしめてやるよv」
『・・なぁハリー?リーマスってスネイプに負けずけっこう根にもつタイプ?』
「何か言ったかな?ロン」
「う・・・ううんっ!な〜んにも言ってないよ?」
「そっかぁ。ならよろしい!」
リーマス・J・ルーピンに勝てる相手はいないだろう・・・と思った6名(リーマスのけて)
唯一勝てるといったらリリーあたりかな・・・と思った5名(リーマス・リリーのけて)だった。
((おまけ))
それからこの日を境にしばらくの間、ハリー達はセブルスの姿を見なかった。
この4人を恐れて警戒していたのかもしれない。
それでもセブルスの復習は何ともピンとこない終わり方だったのは言うまでもなかった。
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久しぶりに平和に過ぎた日の夜。
ハリーはなかなか寝付けず、1人で談話室に残っていた。
ほかの寮生はもう寝静まり、ハリー以外に人はいない。
夜の空を窓からしばらく眺めていた。
「ハリー?まだ起きていたのかい?」
声のしたほうを振り返ると2人の姿が目にはいった。
1人は眼鏡に青い目、黒い髪はあちこちにピンピンはねている。
もう1人は翠の目に紅い髪で、優しくハリーに微笑んでいる。
まぎれもなく、ジェームズ・ポッターにリリー・ポッターだった。
「パパ・・ママ・・」
「こうやって3人だけでいるのは初めてね」
リリーはそういうと、ハリーの横に腰かける。
ジェームズもハリーの横に腰掛ける。ちょうどハリーを真ん中にして3人で座った。
窓の外にはキラキラと星が輝いている。
「僕ね、ずっと夢だったんだ。こうしてパパとママと3人で話すのが。」
「何言ってるんだいハリー。夢だなんて・・・
ホグワーツから家へ帰ったらいっぱい話せるだろう?僕とリリーとね?」
「・・・・・」
ハリーは何も言わなかった。同時に急に目頭が熱くなったからだ。
それは・・・今まで我慢してきた感情があふれ出てくるように。
ポト・・・ポト・・・
「・・・・ハリー・・泣いてるの?何がそんなに悲しいの?」
リリーはハリーをぎゅっと抱きしめた。
ハリーの目から次々と涙の雫が流れ出てくる。
ヴォルデモート・・・お前を絶対にゆるさない。
心の中で今までに感じたことのない憎しみが込み上げる。
リリーは泣き続けるハリーを抱きしめながら、優しく頭をなでる。
ハリーは震える声を抑えて、思ったことを口に開いた。
「パパママ。僕、夏休みは毎年家に帰りたくないよ?
クリスマスだってホグワーツに残って過ごしてるんだ。」
「・・・どういうことだい?僕とリリーがそんなに嫌いなの?」
「・・・・・ううん。ちがうんだ。僕はパパたちと暮らしてない。
ペチュニアおばさん達と暮らしてるんだ。」
「「・・・・・」」
ハリーはそこまで言って、しまった!!!と思った。
しかしもう耐え切れなかった。限界だった。
まだ涙は頬を伝って流れている。永久に止まらぬかのように・・・
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