Chapter 10


「アルバス、もう帰すんですね・・・」

「そう長くここに居てはいけないのじゃよ。」

「ハリー・ポッターが・・・わたしは可哀想で仕方ありません・・・このままというのはだめなのです?」

「ミネルバ・・・分かっておくれ。わしだってハリーのことは承知しておる。でも・・・仕方ないことなのじゃ。」


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現在ダンブルドアとの約束どおり例の部屋の前にいる。
まだダンブルドアは来ていないらしく、7人がここへ来てもう20分。

「ダンブルドア校長おそいわねぇ。」

リリーがあたりをキョロキョロ見回す。
と、そのときダンブルドアがこちらへやってきた。

「すまんすまん。ちと準備に遅れてな・・・さて、ここへ集まってもらった理由じゃが、
実はもうジェームズたちが過去へ帰れる準備ができたのじゃ。わしが今まで調べたところ、原因はよく分からん・・・謎じゃ。
じゃが帰れる方法は分かったのでな。」

「「「「「「「えっ?!」」」」」」」

やっぱりそうだったのか・・・

「突然で驚くのもわかる。じゃがこれは早めに行ったほうがよいのじゃ。
未来に長いあいだいることはよくない。分かってくれるかの?」

「はい。それは承知のことです。」
リーマスが言う。

「他の者も・・・よいな?」

全員が頷く。

「では今から行う。4人はそこに入りなさい。」

ダンブルドアに言われ、ジェームズたちは中央にある床に書かれた円の中に入る。
4人が入ったことを確認するとダンブルドアは杖を4人に向ける。
聞いたこともないような呪文をいうと、その床に書かれた円が光りだした。

「先生・・・僕たち本当に過去へ帰れるんですか?」

ジェームズは嬉しいような悲しいような・・・複雑な気持ちで言った。
それは他のみんなも一緒だ。

「勿論じゃ。わしを信じなさい。」

その言葉にジェームズが苦笑いする。

「ハリー、ロン、ハーマイオニー。今までありがとな。短い間だったけど楽しかった。
3人とも俺の親友だ。もちろん、ジェームズとリリーとリーマスもだけどな?また・・・会おう。」

「「「シリウス・・・・」」」

「僕たちだって同じだよ」
ハリーが言うとロンもハーマイオニーも「もちろん!」と言った。

「3人とも、さようなら。悪戯とか協力してもらってすっごく助かったよ。あっそれからセブルスに伝えといてくれる?
また何でもないことで僕らの母寮から減点したらどうなるか・・・・ってね?」

「OKリーマス!言っとくよ」
ロンがまかせといて!と言ったので、リーマスがそれは頼もしいと言っていた。
・・・ふと、ハリーはジェームズとリリーと目が合う。

「ハーマイオニー、ロン。私の妹や弟みたいだったわ?ペチュニアと私あまり仲がよくないから・・・とっても楽しかったvありがとう。
・・・・ふふっ、また泣いちゃってごめんね・・・ハリー・・・ママはぜったいにこれから『例のあの人』、ううん・・ヴォルデモート
に負けないわよ?幸せな未来で会いましょう。」

リリーはハリーにキスをした。
今まで母親がいなかったハリーは少しとまどって笑った。

「ハリー、この前の約束・・・覚えてるかい?僕とリリーは必ず未来・・・つまりここで君たちに会うよ。
闇の帝王が僕らを狙ってきたとしても、必ず勝ってみせる。過去へ帰ってからすぐに準備を始めることにするよ・・・
なるべく早くから取り掛かっていたほうがいいだろう?」

ハリーはコクンとうなずいて笑ってみせた。


「もう時間がない。また会おう。」

ダンブルドアがもう1度杖をふるとジェームズたちは消えていた。



うん・・・

パパ・・・

ママ・・・

僕はずっと信じてるよ・・・・

必ず・・・・

また・・

会えるように・・・・・



《グリフィンドール談話室》

「何かあっけなかったわね?」
ハーマイオニーがため息をつく。

「君ねぇ、ハリーがいるんだからもっと気をつかえよ!」

「まぁ!わたしそんな風に言ったんじゃないわよ!ロン!」

ハーマイオニーはぷんぷん怒って女子寮の階段をのぼっていった。

「まったくあいつは!ところでハリー。あのスネイプの顔みたか?
リーマスが言ってたことあいつに言ったときの顔!最っ高に笑えると思わなかった?」

ハリーは苦笑いした。

「さぁもう寝よう?」
そして2人は眠りについた。





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「ハリー!夏休みだからっていつまでも寝ていないで早く起きなさいよ?」

リリーの声でハリーが目を覚ます。ハリーは昨日ホグワーツから帰ってきていた。
ハリーは起きるとあちこちにピンピン跳ねた髪を撫で付けながら、下に下りた。
するとシリウスとリーマスの姿があり、もうみんな朝ごはんを食べていた。

「やぁリーマスにシリウス・・・いらっしゃい」

「ハリーおはよう。こんなにいい天気なんだからダイアゴン横丁でも行かないか?」

「だめだよ。ロンとハーマイオニーが今日から遊びにくるんだ。」

「え?パパそんなこと聞いてないけど?」

「あら?あなたにそんなこと言わなくても別にいいでしょ?」

「ひどいなぁ・・・リリー」

1年前。
ジェームズたち4人が過去へ帰った年のなつやすみ。
ハリーがプリペット通りに帰ると、ジェームズとリリーがダーズリー家に来ていた。
ハリーは一瞬目をうたがった。過去に帰ったはずのジェームズとリリーがここにいる。
しかも子どもじゃなく、大人の姿で。

「パパ?ママ?どうしてここに?」

「ハリー、約束を守ったよ。僕とリリーは生きているんだ!」

それからジェームズは今までのことを話しだした。

ジェームズたちは過去に帰っていろんな準備をした。

ホグワーツを卒業後、ハリーが生まれた。
そしてやはり闇の帝王、ヴォルデモートに狙われ、ゴドリックの谷で密かに暮らした。

秘密の守り人はシリウス。もちろんシリウスからピーターへは変えなかった。
しかしどこからピーターがジェームズとリリーの家をかぎ付けて、
今、ヴォルデモートがポッター家にやってきた。

「リリー!ハリーを連れて逃げろ!」

ジェームズはヴォルデモートに立ち向かった。
未来から帰ってきて、いろいろ予定をたてていたので準備はОKだ。

2日間の戦いになったが、ジェームズは見事闇の帝王を破ることができ、
ヴォルデモートは破滅、ピーターはアズカバン行きとなった。

話しを聞き終え、ハリーが口を開いた。

「ほ・・・本当に?」

「本当よ、ハリー。だから私たちここからハリーをひきとりに来たの。
来て見たらここはまだ私たち4人が帰った年みたいね。ハリーいっしょに暮らしましょう。」

それから3人で暮らし始めた。
ときどきはシリウスやリーマスが遊びにきている。

ピンポーン

「ハリー!ロンだよ!」

「あっ、ロンが来た!」

「ハリー2階の部屋が2つあいてるから、そこにロンとハーマイオニーを案内したら?」

「うん!」






★★★★★★★★★コメント
終わりました〜未来へ来た悪戯仕掛け人。
けっこう長かったけど無事終わることができてよかったです。
最後はいい結末をむかえられてハリーも幸せになれたかなぁ?
へんな終わり方だぁって読み直して思ったけど。。。
では、みなさん今まで読んでいただいてありがとうございました。
未来へ来た悪戯仕掛け人を読んだ感想はこちらへどうぞ。

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